食べ物や植物、金属、化粧品など原因は多岐にまたがります。原因を自覚されていないことも多く、原因を除去しなければ、慢性的に湿疹が繰り返し、生活の質を大きく下げるため、積極的に原因を検索することが大切です。
原因の除去が鉄則です。症状を早くひかせるためにステロイドの外用や内服も併用します。
原因検索のためにパッチテストを行うことをおすすめしています。当院では、日本皮膚免疫アレルギー学会の推奨するジャパニーズスタンダードアレルゲン、金属製剤(チタン、アルミニウム、コバルト、スズ、鉄、白金、パラジウム、マンガン、インジウム、イリジウム、銀、クロム、ニッケル、亜鉛、金、銅、水銀、モリブデン、ガリウム、マグネシウム、ニオビウム、ルテニウム、タン タル、バナジウム、ジルコニウム)を取りそろえており、歯科治療前の検査や、原因不明の湿疹の原因検索も行えます。
パッチテストは予約制です。一度、診察を受けていただいてから、予約を取っていただきます。
あせも・虫刺され・湿疹などをひっかいたり、転んでできた傷に二次感染(黄色ブドウ球菌や溶連菌など)を起してできます。また、鼻の穴には様々な細菌が常在しているため、幼児で鼻をほじるくせがあると、その菌によりとびひが生じることもあります。
ステロイド外用剤・抗菌外用剤・抗生剤内服・抗アレルギー剤内服で容易に治癒します。
しっかり石鹸を使ってシャワーで洗うことも重要です。
最近は抗生剤の効きにくい菌(MRSAなど)によるとびひも多く、皮膚科専門医による適切な検査・薬剤選択が重要です。
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