薬剤服用(まれにブフェキサマク外用、水銀吸引なども)により全身ないしは体の一部に発疹が出現します。発疹のタイプによっては、DIHS・Stevens-Johnson症候群・TENなど、生命にかかわる、ないしは重篤な後遺症を引き起こすものもあり、皮膚科の救急疾患のひとつです。
原因薬剤と考えられるもの・その可能性のあるものを全て中止し、ステロイド外用剤・抗アレルギー剤内服、場合によってはステロイド剤内服により治療します。
重症例あるいは重症化することが予測される場合は、関連病院と連携し、入院治療が必要となります。
原因薬剤の検査としては、パッチテスト・血液検査(DLST)・内服試験がありますが、当院では前2者を行うことができます。
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