窮屈な靴、長時間の歩行、足の変形、歩き方の異常、年を取ったり病気などによって脂肪組織が減少したり、浅い所に固い骨や関節があるなど特定の場所の皮膚への慢性的な刺激により、皮膚の角質が厚くなったものがタコ、角質が厚くなり中央部が楔形に芯を作り痛みを伴うものをウオノメといいます。
原因となる圧迫を可能な限り除去することが予防と治療の両方にとって最も大切です。
治療してタコ・ウオノメがなくなっても、圧迫の原因が除去されない限り、ほぼ100%再発します。不適切な靴によるものが多く、その場合、早めに専門の靴屋さんに相談されることも大切です。職業や生活習慣など除去できない原因の場合は、角質軟化剤やパッドなどを用いてなるべく局所の刺激を少なくするような工夫も必要です。
また足底粉瘤などの皮下腫瘍の影響で表面の皮膚にタコができていることがあり、このような場合は原因である腫瘍の治療が必要です。
原因となる圧迫を可能な限り除去することが最も大切です。対症療法として、ニッパーやヤスリなどでタコ・ウオノメを削り取ります。スピール膏や角質軟化剤などでの治療を併用します。
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