当院では、がん治療目的の6種複合免疫療法(CSC)は実施しておりません。
当院では、株式会社同仁がん免疫研究所が製造している6種複合免疫療法を取り扱っております。
がんのリスクが心配な方や、過去にがんの経験がある方にはがん予防・再発防止のための6種複合免疫療法「BASIC」をご提供致します。
6種複合免疫療法「BASIC」では、6種類の免疫細胞を培養して活性化・増殖し、これらの免疫細胞を体の中に戻すことで、がんの発生・再発リスクを低減します。
特に、6種複合免疫療法で活性化されるNKT細胞は、サイトカインの一種であるIFN-γ(インターフェロンガンマ)を放出することで、免疫細胞のネットワーク全体を強化します。
これによって、がん細胞を攻撃する体内の様々な免疫細胞を同時に活性化する強力な免疫活性(アジュバント)作用を持ちつつ*1-3、免疫細胞の長期にわたるがん攻撃記憶機能を獲得することが明らかにされています*4。
6種複合免疫療法では、NKT細胞を活性化することでIFN-γコントロール値と比較して1,200~2,000倍高いIFN-γの生産が測定されています。
*1 Front Immunol (2014) 5:543
*2 J Exp Med (2007) 204 (11): 2641-53
*3 慶応義塾大学病院、理化学研究所 プレスリリース2018年3月12日
*4 Front Immunol (2017) 8:1206
また、免疫細胞には、免疫が過剰に働かないようにブレーキをかける免疫チェックポイント機構が備わっています。
しかしながら、がん細胞もこの機構を利用して免疫の働きにブレーキをかけ、免疫細胞からの攻撃を阻止しています。
免疫チェックポイント阻害薬は、このブレーキを解除することで免疫細胞ががん細胞を攻撃できるようにする治療法ですが、近年、活性化したNKT細胞を用いた進行性非小細胞肺がんの臨床試験において、NKT細胞が免疫チェックポイント阻害薬と同等の効果があると報告されました*4。
※6種複合免疫療法は第三種の再生医療です。
提供するにあたり、第三種 再生医療等提供計画を厚生労働大臣に提出し、受理されています。
1.樹状細胞
がん情報を他の免疫細胞に伝え、攻撃指令を出す
2.NK細胞
がんを発見次第、攻撃する
3.キラーT細胞
樹状細胞からの指令を受け、がんを攻撃する
4.NKT細胞
他の免疫細胞を活性化させる
5.ガンマデルタT細胞
他免疫細胞が見落としたがん細胞を攻撃する
6.ヘルパーT細胞
他免疫細胞のサポートを行う
6種複合免疫療法は患者様ご自身の免疫細胞のみを利用し、薬剤なども含まれていないため、副作用がほとんど無いのが特長です。
- | 通常価格 | |
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6種複合免疫療法BASIC(がん予防) | - | 275,000円 |
BASIC 6回投与(1クール) | - | 1,650,000円 |
初期培養費(1クール初回のみ) | - | 16,500円 |
※6種複合免疫療法は保険適用外です。
※自由診療初診料3,300円、自由診療再診料無料
さらに詳しい情報が知りたい方は、公式サイトをご確認ください。
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