放射線は水に放射線が体内の水に当たると連鎖的にフリーラジカルが発生、これが遺伝子を傷害します。すなわち、発生したフリーラジカルをいかに迅速に消去するかが放射線障害を防御する鍵となります。ビタミンCを始めとする抗酸化栄養素が放射線障害を最も強力に防御することはこれまでの多くの医学論文でも明らかにされ、またこれに匹敵するほどの放射線障害を防御する医薬品はありません。
すなわち、点滴あるいは経口的に抗酸化栄養素を摂り、人間の体内における抗酸化予備能を最大にすることが最大の放射線に対する防御になります。
当院では、高濃度ビタミンC点滴を実施しており、放射線障害を強力に防御することができます。(X線・CT検査の被ばく対策にも有効です。)
ビタミンCの抗酸化作用はとても強力で、アンチエイジング・美肌維持・免疫力向上・生活習慣病予防などにも欠かせません。
通常ビタミンCの点滴といえば500mg~多くて数g程度ですが、高濃度ビタミンC点滴は、防腐剤フリーの高品質なビタミンCを数十gと桁違いの量を注射することで、効率的にビタミンCを摂取し身体の機能を整え、ウィルス疾患、難治性のアレルギーやニキビ、美肌・健康維持(美白・コラーゲン合成)、がん治療に効果を発揮します。
治療開始後は、週1~2回位の頻度で3~4回は、続けることをおすすめしております。(当院ではがん治療目的には実施しておりません。)
ただし日本人では非常にまれですがG6PD欠損症という病気の方はビタミンC点滴はできませんので、初回カウンセリング時に血液検査でG6PD欠損症がないかをチェックしてからの治療開始となります。(結果が出るまで約1週間かかります。)