毛穴・にきび痕｜美容皮膚科エステ

毛穴・にきび痕の治療として最も効果的な治療は、CO2リサーフェシングやBlue Peelという、レーザーや薬品によって顔の皮膚全体を溶かして再生させるというアグレッシブな治療ですが、10日間は外出できないこと、黄色人種である日本人では、強い炎症後色素沈着やケロイドの合併症の確率が高いことから、一部の施設を除いて行われていませんでした。

しかし最近では、上記の治療と比較してダウンタイム・合併症を大幅に軽減したフラクショナルCO2レーザー治療が普及してきており、日本人の毛穴・にきび痕に有用であることが明らかとなっています。

フラクショナルCO2レーザーは、従来のリサーフェシング治療と異なり、皮膚に小さい穴をたくさんあけることにより肌に色素沈着やケロイドの確率を大幅に減らしつつ再生させるフラクショナル理論に基づいた治療です。

当院でも以前はフラクショナルCO2レーザーを使用していましたが、最近では、フラクショナルCO2レーザーの効果と、メソアクティス（メソナJ）の効果を併せ持つ、レガートや、フラクショナルCO2レーザーよりもはるか深くまで治療できるフラクショナルマイクロニードルRFであるスカーレットRFが登場し、効果ははるかにフラクショナルCO2レーザーより優れているため、フラクショナルCO2レーザーは終了しました。

レガートはプラズマと超音波の２つのテクノロジーを組み合わせた薬剤導入治療です。
ニキビ、ニキビ痕、妊娠線、ケロイド、傷跡、肝斑等の治療に効果的です。
局所麻酔クリームで表面麻酔をした後、皮膚表面でプラズマ専用ローラーを転がし、高周波（RF）によるプラズマを発生させて皮膚表面へのダメージを最小限に抑えながら、表皮－真皮の境界付近までの深さに微小な穴を開け、薬剤塗布後、超音波（インパクト）による圧力を与えることで薬剤を皮下深部まで浸透させます。いわゆるメソセラピー（水光注射等含む）で注入できなかったレチノインなどの成分も導入できるようになりました。

レガートの詳細（治療内容・副作用・リスク・料金等）についてはこちらをご参照ください

スカーレットRFは、フラクショナルマイクロニードルRFにより、たるみとシワの原因である、劣化したコラーゲン線維を55～60℃に加熱することで、太く新しいコラーゲン線維に新生させます。針刺激による創傷治癒効果で、皮膚再生の促進、コラーゲン密度のアップ、ちりめんジワの解消、肌にハリと弾力をもたらし、毛穴を引き締め、ニキビ痕の改善に期待ができます。
また、目の下ギリギリや眉下、鼻など、細かい部分に照射できる点も魅力です。
針の深さとRFの照射強度を調整し、照射していきます。ダウンタイムも翌日にはほとんどなく、通常の生活が可能です。
施術間隔は、１回施術後、2回目は、１ヶ月後、それ以降の治療間隔は6ヶ月後が目安になります。

スカーレットの詳細（治療内容・副作用・リスク・料金等）についてはこちらをご参照ください

毛穴の黒ずみなど、よりエステティックな治療を希望される方には、ハイドラフェイシャルがおすすめです。

ハイドラフェイシャルは、FDAを取得したピーリング施術で、ダウンタイムが極めて少ないマイルドピーリングにより、美白、ニキビケア、ニキビ痕、小じわ、ターンオーバー正常化など、肌トラブル全般のケアに有用です。

4種類の薬液を使用し、特許取得のハイドロダーマピールで、保水しながら剥離、吸引、塗布を同時に行い、施術直後からお化粧が可能です。

ニキビ、毛穴の黒ずみでお悩みの方、くすみや小じわが気になる方にお勧めの施術です。

ハイドラフェイシャルの詳細な治療内容・副作用・リスク・料金等についてはこちら